給食だより 2024年7月 |ブログ|大野こども園

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給食だより 2024年7月

梅雨のジメジメとした暑い日が続いています。
暑さが続くと食欲が低下したり、疲れがたまりやすくなったりします。
夏野菜を中心にバランスの整った食事を心がけ、暑い夏を乗り越える体を作りましょう。

【今月の新メニュー】

  • 3日  ズッキーニのソテー、夏野菜のポトフ
  • 19日  ズッキーニとベーコンのオイルパスタ 

【旬の食材:ズッキーニ】

ズッキーニは6月から8月が旬の夏野菜で、夏バテ予防にぴったりな食材です。
ウリ科のきゅうりとかぼちゃの仲間であるズッキーニは、かぼちゃ属に分類され、きゅうりに似た見た目に反してかぼちゃに近い野菜なのです。
ズッキーニは約95%が水分でできており、100gあたり16kcalとヘルシーな野菜ですが、夏バテ予防に役立つミネラルやビタミンが多く含まれています。

「ビタミンC」
コラーゲン合成にかかわったり、メラニンの生成を抑えたりする働きがあるため、日焼けしやすい夏場には積極的に摂りたい栄養素です。

「カリウム」
体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、高血圧やむくみ解消にも効果があります。このカリウムが不足すると筋力の低下や疲れやすくなります。
夏場は汗をかき、ミネラルが失われがちになるので、夏バテ予防に必要な栄養素になります。

「マグネシウム」
骨と歯の構成成分として、体内に豊富に存在するミネラルで、筋肉の動き調整する働きがあります。
マグネシウムもカリウムと同様、汗とともに流れてしまうミネラルなので、意識して摂りたい栄養素です。

ズッキーニの栄養素を効率よく摂取するには、それぞれの栄養素にあった調理法があります。

「炒める」
ズッキーニに含まれるβカロテンとビタミンKは、油と一緒に摂取すると体内に吸収されやすくなる栄養素です。加熱すると柔らかく、とろとろになるため、炒めてもおいしく食べることができます。
給食では、ズッキーニのソテーとして提供します。

「煮込む」
ズッキーニに含まれるカリウムは、水溶性のミネラルです。
スープなど汁ごと食べられる煮込み調理は、流れ出たカリウムも無駄なく摂取できます。
給食では、トマト煮込み、ポトフとして提供します。

「サラダにする」
ズッキーニに含まれるビタミンCは水に溶けやすく、加熱すると失われやすい栄養素です。そのため、生で食べることが、一番効率よく、ビタミンCを摂取することができます。
ズッキーニは皮が固いため、薄切りにして塩で揉んでからサラダに加えると食べやすくなります。
給食では皮が固いため生食ではないですが、マリネとして提供します。

夏バテ予防が期待できるズッキーニを食べて、暑い夏を乗り越えましょう!

(使用メニュー)
ズッキーニのソテー、夏野菜のポトフ、夏野菜のチリコンカン、ズッキーニとトマトのマリネ、ズッキーニとベーコンのオイルパスタ、夏野菜のカレー、ズッキーニと鶏肉のトマト煮込み

【14日 かたつむりクッキー】
梅雨にちなんで「かたつむりクッキー」を提供しました。

うずまき模様に沿って食べたり、模様を見て友達にクイズを出してみたりと、楽しそうに会話をする様子が見られました!

ちょうどあおぐみさんでは、外遊びの時にみんなでかたつむりを見つけていたそうです。おやつにかたつむりクッキーが出てきて、嬉しそうに食べていました!

【今月の行事食】
7月7日は七夕です。
短冊にお願い事を書いて、笹の葉に飾ると織姫と彦星の力で願い事が叶えられたり、みんなを悪いものから守ってくれるといわれています。
そんな七夕を給食でも味わってほしいと考え、7月7日に「七夕ゼリー」を提供します。

【麻婆豆腐のレシピ紹介】
給食で人気メニューの麻婆豆腐のレシピを紹介します!

〈材料 4人分〉

・木綿豆腐…1丁
・酒…大さじ1
・豚ひき肉…100g
・砂糖…大さじ1
・長ネギ…1本(120g)
・鶏ガラスープの素…大さじ1
・小ネギ…3本(20g)
・甜麵醬(テンメンジャン)…大さじ1
・にんにく…お好みで
・しょうゆ…小さじ2
・水…250ml
・赤味噌…小さじ1
・水溶き片栗粉…適量
・ごま油…大さじ1

〈作り方〉

準備:にんにくをすりおろす。
1.長ネギ、小ネギを小口切りにする。
2.豆腐は1.5cm角の大きさに切る。
3.フライパンにごま油(分量外の油)をひき、にんにく、豚ひき肉をいれて、中火で炒める。
4.3に火が通ったら長ネギを入れる。
5.水と調味料を入れて煮立たせる。
6.豆腐と小ネギを入れて、味を整える。
7.水溶き片栗粉でとろみをつける。
8.最後にごま油を回し入れ、香りづけをする。

大野こども園の麻婆豆腐を、ぜひご家庭でも作ってみてください!